珠海の蓮花路はまずまずのにぎわい

久々に珠海の蓮花路を歩いてきました。

もともとこのエリアはゴンベイの地下街から連続する国境市場の一部なので、風俗産業が滅びても、正業でちゃんとやっていける街です。今でも、多くの服飾店が軒を連ね、多くの人を集めています。

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夜10時頃まで営業している店舗が多いので、昼夜を問わず人通りがあります。

この日は朝からたくさん歩いてくたびれたので、糖分補給にサトウキビジュースを買い、片手に持ったまま蓮花路を散歩しました。その場で機械を使って絞ってくれるんです。

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今回蓮花路でとくに目についた変化と言えば。

蓮花路のランドマークであった「昌安ホテル」の名称が変わり、「春尚ホテル」になりました。街の噂では、経営者が変わったとのことです。

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また、粤海酒店の対面の「昌安好世界ホテル」は、「拱北好世界ホテル」になりました。

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昌安の老板はどうなっちゃんたんだろう。関係ないけど。

風俗関係については、昨年来の一斉取り締まりの影響で、もともと低調だったものがさらに著しく落ち込んでいます。

蓮花路のサウナを2件まわりましたが、いずれも商売替えをしていました。
「サウナはやめて、推油(オイルマッサージ)をやっている」
とのこと。
特殊なサービスがないか一応尋ねましたが、「ない」と明言されました。

金域ホテルの前あたりは、いつも男性の客引きが数名たむろしていましたが、彼らも一人残らず消えていました。
彼らは客引きであるとともに「女衒」(ぜげん)でもあって、湖南省や四川省の農村の女の子に「仕事を紹介してやる」と声をかけて都会に連れ出し、夜の仕事に投入する、というラフな商売をやっていた連中でした。

蓮花路の中段エリアから路地を入った場所にあった置屋は、すべてなくなりました。

夜22時から24時くらいの短い時間、名刺を配っている客引きオババが数名います。蓮花路に警察の監視の目がないわけないと思うのですが、今でも「保護傘」の仕組みは健在なんでしょうか。

蓮花路の名物である女の子本人による路上の声かけは、深夜0時過ぎに数人見かけましたが、話に乗ってみたい雰囲気ではありませんでした。

◇◇

もと歩歩高ホテルだった竹林酒店に行ってみました。今風の堂々たるたたずまいですが、建物の躯体はかつての歩歩高酒店のままです。懐かしくて、ロビーに入ってみました。

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フロントや左奥のエレベーターの位置は変わっていません。
ここに写っている二階部分に昔カフェがありました。珠海の狂乱の夜の噂を聞いて中国各地から集まった女の子らが、そのあたりで一休み、あるいは客待ちをしていたのでした。

「歩歩高酒店」などという昔話を書いて、ノスタルジーを感じてくださる読者の方は何パーセントくらいだろう。
25%くらいいてくださるとすごくうれしいです。

やっぱり珠海

また珠海についてのエントリですが、いつもどおり、特段かわったこともありません。珠海はいつもの珠海。いつ行ってもよい街です。この明るさがたまらなくよい。


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海の向こう、椰子の木ごしに見える建物は、マカオの高層マンション群。

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内陸の街とは空気感が全然違う。海は茶色く濁っているけれど、この空気感だけでも十分さわやか。
ちなみに、珠海の海が濁っているのは珠江が運んできた砂が原因なので、見た目ほど汚染されているわけではない。
珠江は、日本での知名度は低いけれど、流域面積で長江(揚子江)に次いで中国第2位の河川。華南の工業地帯を流れているので巨大などぶ川のようなイメージがあるが、ちゃんとした大河である。源流地は雲南省。そう思ってみると、少しありがたみが感じられてくる。



そして、いつもどうりの蓮花路。この通りを歩くのも大好きです。
ここ数年は、路上の偽ブランド品の屋台が激減しましたね。


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いつもどおりの大阪町で、いつもどうりの白灼菜心番茄蛋湯を食べる。
猛暑の夏も、寒い冬も、このオープンスペースでメシを食うのが習慣になっている。
白灼菜心は、広東の家庭料理。菜心とは、アブラナの一種。広東や広西あたりでよく食される。この堅い茎をバリバリと食べるだけで健康になった気がする。


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デジカメのメモリーを見たら、同じような写真が無数に見つかった。
いったい何十回この同じ場所で同じメニューを食べたことか。
違うのは皿の色だけ。

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いちおう風俗ネタも少し書いておきましょうかね。
この大阪町のあたりで、日中に、若い鶏が客引きをしています。以前は150と言っていましたが、最近は100と言ってきます。先方の部屋にいく形式らしいです。僕はついて行ったことはないです。


さて、こんなに超保守的な旅をしていても、新しいものに巡り合ったりもする。今回の新しい見聞は、うさきの担ぎ売り。同じスタイルのうさぎ売りのにーちゃんが沢山いるので、どこかの村から集団で出てきているのだろう。

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そういえば、今回の珠海訪問では、あたらしい出来事があったのだった。
粤海酒店の別館1階の艾瑪珈琲(Emma Coffee)の閉店。ついにつぶれました。前回来た時に感じたとおりでした。ここは無料でWifiが使えて便利だったので残念。


そのほか、変化といえば、ゴンベイ地下2階の常平へのバスのチケット売り場が50メートルほど左に移転していた。乗り場の位置は変わっていません。

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夜は、粤海酒店の並び、昌安好世界酒店の向かいあたりに今年できた腸粉屋で、「鶏蛋腸」と「油生菜」をテイクアウト。それをつまみに海珠ビールでくつろぎました。
ちなみに、海珠ビールを製造しているのは、キリンビールの珠海工場。正確に言うと、キリンビールと台湾の統一が共同で出資して設立した珠海麒麟統一ビールの製品。

珠海麒麟統一ビールについては、こちらのサイトに詳しい説明がありました。
http://news.nna.jp.edgesuite.net/free/china/interview/001_100/0032.html

やっぱりビールは水が命なんだね。


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蓮花路北端付近の腸粉屋は朝7時から営業している。朝食を食べるのに便利。つるんとした食感の「腸粉」は、寝起きでも食べやすい。
ちなみに、「腸」という字がついていますが、肉料理ではありません。溶いた米粉を薄く延ばして蒸した料理。中に挟む具によって値段はまちまち。僕はいつもシンプルな鶏蛋腸。上の写真の黄色いやつです。

店舗はかなり広く、清潔感もあるのでオススメです。

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珠海 両替屋

珠海の蓮花路に、両替屋ができている。
拱北口岸(ゴンベイ・ボーダー)方面から蓮花路に入り、100mほど行った華策酒店のあたり。
いつの間にか2件になっていた。

華策酒店から蓮花路を挟んだ対面にあるのが、「欧亜通匯貨幣兌換有限公司」(以下「A店」)。

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僑光路を挟んだ対面にあるのが、「交通銀行授権外幣代兌機構」と書いてある両替屋(以下「B店」)。

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B店は交通銀行の関連機構らしいけれど、A店には特に銀行名は書いてない。そのかわり「国家外匯管理局特殊経営機構」と書いてある。店がまえは似ているけれど、営業許可の根拠法規は異なるよう。

店内には、どちらもガラスで防護されたカウンターがあり、壁面には為替レート一覧表がある。香港の両替屋と変わらない造り。もっとも両替屋なんて世界中どこでもおおむねこんな造りだけど。

両替にはパスポートの提示が必要。
数種類の外貨から人民元への両替のほか、外国籍の人は人民元から外貨への両替もできるよう。

日本円/人民元のレートをメモしてきた。

A店  買入価 7.30   売出価 7.99
B店  買入価 7.50   売出価 8.01

すぐ近くに中国銀行の支店があるので、日本円のレート(現鈔買入価・売出価)を聞いてみた。

買入価 7.734   売出価 8.037

この日この時に関して言えば、銀行の方がレートがいい。
これでは、両替屋を使うメリットはあまりない。

銀行と違って並ぶ必要がないことと、夜までやっていることがメリットか。中国銀行だと、両替するだけでも30分待ちはざらだから。
営業時間が8:55~22:30と長いので、夜遅くにマカオから来て、とりあえず幾らか人民元に交換したい場合には、役に立つかな。
「欧亜」の方は、ゴンベイの地下二階、中旅バス乗場の横にも店舗を出している。

ところで、そういえば、これまでもホテルのフロントでは宿泊者向けに外貨両替業務をやっているところがあった。今思えば、あれはどういう許可を得てやっていたのだろう。宿泊者限定のサービスだから許されていたのかな。

蓮花路の両替屋は、そのレートの悪さから考えると、ちょうどホテルのフロントの両替サービスが独立して店舗を開いた、というようなイメージで捉えてよいのかもしれない。つまり、あくまで非常用という感じでしょうか。

鶏の住宿登記

珠海蓮花路のホテルで、深夜24時頃に鶏を連れ込もうとしたおっさん2人が、フロントで止められているのを見かけた。連れている鶏2羽の住宿登記を要求されていた。
ホテル入口まで同行してきたオババに「ほらほら登記しなさい」なんて言われて、2羽の鶏が身分証を出して住宿登記をしていた。

こういう場合、おっさんの同宿者として住宿登記するんだろうか。

男女同宿の場合の住宿登記や結婚証明書の扱いは、時期や地方によってコロコロ変わるわけですが、今の珠海の扱いは、「結婚証明書不要」かつ「宿泊者全員が身分証提示して住宿登記」になっているんでしょうか。

ちなみに、2010年には広州市で男女同宿の際の結婚証明書の提示を徹底させるという動きもあった。http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=43185
こういう扱いだと、鶏を同宿者として登記するのは不可能なわけですが。

2人で泊まる場合の住宿登記については、同宿者のうち1人が身分証を出せばよいという話もよく聞くけれど、実際の運用はまちまちで、「どの地方でも、いつでも、必ずこうだ」という決まった取り扱いはない。

それにしても、鶏を自分の同宿者として住宿登記するのはちょっと勘弁してほしい。住宿登記の記録はすべて公安局のデーターベースに入り、公安関係者ならオンラインで数年間さかのぼって検索可能。パスポート番号を入れれば、いつどこのホテルに誰と宿泊したか、すべて検索されてしまう。

ちなみに、いわゆる私立探偵のようなところに頼めば、一般人でも検索結果を入手可能。ネット上にはそういう業者の広告がたくさんある。

用事は早い時間帯に済ませておくのが無難かも。


 

珠海 その3 (スターバックス拱北店)

◇ スターバックス

拱北で、スターバックスらしき店舗を見かけた。
迎賓大道と粤華路の交差点西の中珠大廈。
珠海空港行きバスの発着場のところ。
拱北初のスターバックス。

ところが、スターバックス中国のサイトには、この店舗は記載がない。
スターバックス中国の公式サイトで検索してヒットする珠海の店舗は、
珠海中邦酒店华发世纪城分店珠海国贸店の三店舗のみ。

車から遠目に確認しただけだったので、見間違いか。
しかし、この外観は、どうみてもスターバックスだ。

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地元のBBSでも話題に上っている。
やっぱりスタバのよう。

最近できたレストランというページでも紹介されているので、すでに開店しているよう。

これで、拱北付近に滞在中の生活が少し便利になる。
Emma珈琲がロクでもなくなったので、これからはスタバを使おうかな。Wifiもあるし。


ベトネベートスカルプ