香港SIMロックフリー携帯電話 Galaxy Gio

超小型タブレットパソコンとして持ち歩くつもりで、香港でサムスンのスマートフォン、Galaxy gioを購入した。

Galaxy gioは、低スペックエントリーモデルといわれるけれど、事務用途で使う携帯電話としてはこれで十分。CPUのクロックは800MHz。日本のスマートフォンに比べれば低スペックに見えるかもしれないけれど、少し前はメインで業務に使うノートパソコンのCPUだって、もっと遅いクロックだった。
実際に使ってみた印象としても、文字入力や画面の切り替えなどでもたつくことはない。
問題はむしろ内部メモリが小さいことか。アプリを沢山入れたい人や、動画をたくさん保存したい人などには向かないかも知れない。。

詳細なスペックは下のサイト参照。
Galaxy gio (サムスンのサイト)

香港版なので、もちろんSIMロックフリー。

デフォルトでテザリング(Wifi・USB)にも対応している。


買った店は、モンコックの百老匯。ネイザンロードから一本東の西洋菜南街には、百老匯の店舗が数軒点在している。そのうちの一店舗。
値段は、スペアバッテリー(互換品)、保護フイルム込で、1780香港ドルだった。

shop.jpg


事前の価格調査は、下のページで。

香港価格網
百老匯 携帯電話
one2free

「香港価格網」は、日本で言えばカカク・ドット・コムみたいなサイト。
「百老匯」は、大手の家電量販店。日本で言えばヤマダ電気かな。
「One2free」は、香港の携帯電話ショップ。
どのサイトも型番で検索できる。
このあたりを見ておけば、だいたいの相場がわかる。



巷の情報では、香港で携帯電話を安く買いたければモンコックの先達広場に行くのがよい、ということになっている。

xianda.jpg


でも、実際には、百老匯などの家電量販店でも、それほど割高になるわけではない。
百老匯の値札は、見かけの値段は少し高めだけど、たいていはスペアのバッテリーと保護フイルムをつけてくれる。そのうえ、保護フイルムを名人技のようにきれいに貼ってくれるので、多少の値段の差はここで吸収されてしまう。何より信用できて安心。

同じものを日本で買うと、3万円くらいらしい。


【追記(2012.3.10)】

最近ではだいぶ値段がこなれてきて、日本語化済みのものが20,000円程度で出ているよう。



:追記ここまで。



香港版の充電器のコンセントプラグはいわゆる英国式なので、日本ではそのまま使えない。変換アダプターを買いに、地下鉄で深水埗へ。

street.jpg

深水埗の鴨寮街は両側に無数の電器店が並ぶ電気街。秋葉原のラジオ会館のような場所。
変換アダプターは5香港ドル。
ついでに携帯ケースも買った。ハードタイプは15香港ドル、ソフトタイプは20香港ドルだった。
(ちなみに、15香港ドルのハードタイプと同じものが、上海の路上で40元で売られていた)

fuzoku.jpg




購入したGalaxy gioはこれ。
ドコモのGalaxy Sだと「NTTdocomo」とロゴが入っている個所に、「SAMSUNG」と大書してある。韓国アレルギーの人には向かないかも。

galaxy gio

買う時に店員さんから言語の選択を聞かれるので、読み慣れている簡体字に設定してもらった。中国語が読めない人は、英語に設定してもらえばよい。
日本語化する方法もあるようだけれど、中国語版のままでも、後述するように、メニューが中国語であるほかは、普通に日本語が使えるので、特に不便はない。

cap2.jpg

充電器(コンセントは英国式)、USBケーブル、イヤホン、2GBのSDカード、ガラス拭きの布、が付属している。
写っているスペアバッテリーは、販売店がオマケでつけてくれたもの。サムスンの純正ではない。

parts.jpg


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3GとGMSの双方に対応しているので、使用できる地域は広い。
ネットワークの設定は「GMSのみ」と「3G+GMS」を選択できるが、「3Gのみ」という選択はできない。

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アンドロイド・マーケットでSimejiをダウンロードして、日本語入力ができるようになった。
Simejiのダウンロードにはホテルの無料Wifiを使用。

ヤフーファイナンスなどの日本語ベースのソフトも、問題なくインストールできた。メニューもコンテンツも普通に日本語表示される。
アプリケーションの日本語表示には、携帯電話自体の日本語化は関係ないよう。

ワードやPDFのファイルは、プリインストールされている閲覧ソフト(Think free office)で閲覧可能。特に何の設定もしないままで、日本語の表示もできた。
なお、「Think free」は、韓国のソフトウエアメーカー。

サムソンの日本語サイトからKiesをダウンロードしてパソコンにインストール。Kiesの言語は日本語を選択。USBでGalaxyを繋いだら、ちゃんと認識してくれた。よかった。

その後、いろいろなソフトをアンドロイドマーケットからダウンロードして入れてみたのだけど、中国語バージョンのあるソフトウエアは、なぜか中国語バージョンがダウンロードされてしまう。システムの言語にあわせて自動的に選択されるよう。たとえば下のtwo touche timerなど。

two touche timer freeの画面
timer.jpg

日本語バージョンを指定してダウンロードする方法もあるかも知れないけれど、中国語表記でも不自由はないので当面はこれで使ってみよう。中国語の語彙力アップにも役立ちそうだし。

なお、中国語バージョンでも、ジョルテなどは、日本語でのスケジュール入力・表記は全く問題ない。


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中国本土で携帯電話として使用するために、広東省で神州行(暢听卡)のプリペイド式SIMカードを購入。50元の通話料込みで、実売45元だった。
ちなみに、4が複数入っている番号などはさらに安く40元で買える。逆に、よい番号には100元以上の値が付いている。

中国本土ではデータ通信のできるSIMカードは実名登録制になったはずだけれど、駅前の雑貨店で買ったので、身分証の提示は求められなかった。こういうラフなところは実に中国的。

ちなみに、中国では数年前にも携帯電話に実名登録制が導入されたことがある。
昨年の日経新聞によると、昨年(2010年)9月からSimカードの実名登録制が始まったと報道されているけれど、最初に実名登録制が実施されたのはもっと昔のこと。2003年くらいに、一時期、携帯電話ショップでのSimカード購入時に身分証明書の提示を要求された時期があった。

ところが、当時でも、街の携帯電話屋で身分証の提示を求められても、
「今持ってない」
と答えるとそのまま売ってくれたりと、運用が実にラフだった。
そのうち徐々に、要求自体されなくなった。

最近、インターネット規制との関連で、特にデータ通信できるSIMカードの実名登録制が再度強調されているようだけど、街の雑貨屋で購入すれば登録は要求されない。100円ライターを買うように簡単にSIMカードを買うことができる。

上の日経新聞は、古いSimカードは実名登録しなくても使えるので人気が出て100元以上の値が付いている、と報道しているけれど、別に特別な古いSIMカードでなくても、今普通に売っている40元のSimカードでも、買ってすぐにインターネットに接続できる。
ネット接続の前に実名登録をしろとは説明書にも書いてない。

sim.jpg


45元で買ったこのカード。SIMフリー端末なので、差し込むだけで通話できた。
この神州行(暢听卡)は、チャージされている通話料をデータ通信料に振り分けることができる。
振り分けの操作は、SMSでコマンドを送るだけでOK。詳しい操作方法は説明書に書いてある。10元で1カ月70MBまで、20元で1カ月150MBまで、50元で1カ月500MBまで使用できる。

1週間くらいの滞在なら、サービスの無料通話分50元のうち10元を振り分けておけば、メールチェックとホテルの予約、たまに地図とGPSを使うくらいは十分に足りた。あとの40元は通話に使える。

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携帯回線に繋いだ状態で、Wifiテザリングに挑戦。
ちなみに、中国語でWifiテザリングは、「便携式Wifi熱点」という。

メニューから入ってSSIDとパスワードを設定すると、自動的にWifi電波を発信し始める。
ノートパソコンで検索すると、ちゃんとSSIDが見えた。あっさり接続に成功。
デフォルトで対応しているのだから当たり前か。
ただ、さすがにバッテリーの減りは激しい。

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自宅ではWifiで運用するつもりなので、超小型アクセスポイントアダプター(GW-USMicro300)を買って、ブロードバンド接続しているパソコンに差してみた。

gw.jpg

このGW-USMicro300(プラネックス)は、バルク品なので980円。
バルク品なので、ドライバはメーカーのサイトから自分でダウンロードする。価格コムの掲示板には設定が難しいと書いてあったけれど、たまたま相性が良かったのか、ドライバをインストールしただけであっさり接続できた。ちなみにパソコンはHPのデスクトップ。

1年半くらいこれで運用してみて、次は香港版iphoneにでも挑戦してみようか。その頃にはiphone6が出ていそうだし。


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