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HIV検査

これ、ひどい出来事ですね。

【HIV血液輸血 1人の感染を確認 1人は確認中】産経新聞 11月26日(火)21時43分配信

 エイズウイルス(HIV)に感染した献血者の血液が今年2月、日赤の安全検査をすり抜け、患者2人に輸血され、うち60代の男性への感染が確認された(中略)

 厚労省や日赤によると、今年11月に献血した40代の男性の血液からHIVの抗体が検出された。この血液は輸血には使われなかったが、この男性が2月にも献血をしていたことが判明。(中略)
 2月と10月に国内2カ所の医療機関で2人に輸血された。うち慢性消化器疾患の手術のため、10月に血漿製剤の投与を受けた60代の男性はHIVへの感染が確認された。

 40代男性は献血直前に男性との性的接触があったといい、検査目的で献血を行った疑いがある。



まず前提として、献血された血液にHIVの抗体反応が出ても、献血者本人には告知されません。これをやってしまうと、HIV感染リスクが高い人たちが検査目的で献血に来てしまうからです。

HIVが心配なら、献血ではなく、保健所に行きましょう。

ちなみに、中国の風俗で生(オーラルを含め)で遊んだ、などというのは、典型的な危険行為であります。
僕も、その自覚があったので、かつて自治体が実施している無料HIV検査を受診したことがあります。完全な匿名で受診することができるので、「もしや」という人は受診をおすすめします。

以下は、僕の保健所での受診の体験記です。


1.受診のきっかけ

これまでHIVに興味を持ったことはあまりなく、知識もなかったのですが、たまたまあるサイトを見て、HIVに感染すると直後に初期症状があると知りました。

HIVウイルスに感染した場合、感染後2週間~8週間の間に、インフルエンザのような症状がでることが多い。もっとも多い症状は発熱で、39度以上になることも稀ではない。次に多いのは喉の痛み。1週間程度で症状は自然におさまり、その後は5年~10年の潜伏期に入る。


「あ・・・」、と思いました。心当たりがありました。
今年のはじめ頃、コンドームが途中ではずれたことがありました。中国でのことです。帰国後2週間ほどで喉が痛くなり、医者に行きました。待合室で体温をはかったところ、39.6度という高熱でした。これまでの人生でこんな高熱がでたことは一度もありません。

当時インフルエンザが流行っていたので、インフルエンザウイルスの検査を受けましたが、陰性でした。医師は、
「インフルエンザだと思ったんだけどね。」
と言いました。高熱と喉の痛みは、1週間程度で自然に収まりました。
典型的なHIVの初期症状です。

念のため、パスポートの出入国スタンプで日付の確認をしました。
間違いなく、39.6度の高熱がでた2週間前に、あの出来事があったのでした。疑念は、ほとんど確信に近くなりました。


2.受診できる場所を探す

とりあえず検査を受けることにしました。
全国たいていの保健所で、月に1回か2回程度、HIVウイルスの無料検査を実施しています。検査の日程や場所は、こちらのサイトで検索できます。

HIV検査・相談マップ http://www.hivkensa.com/

どこで受けても匿名で、無料です。自分が住んでいる自治体に限らず、全国どこの保健所でも受診できます。事前に電話予約が必要なところと、飛び込みでもOKなところがあります。


3.検査当日

僕は、某保健所で受診しました。
電話予約をして保健所に行くと、まず、アンケート用紙を渡されました。検査は初めてか、感染が心配される出来事があったか、相手は男性か女性か、国内か海外か、コンドームを使用したか、などの簡単な内容です。

血液検査の順番待ちをしている間に、ひとりずつ別室に呼ばれ、性病予防の知識について保健婦さんから指導を受けます。内容は、正しいコンドームの装着方法などです。

検査を受けに来ている人の半数以上は20代らしき若い人でした。
男女比率は3:1くらいでした。

血液は、人差し指くらいのシリンダーに2本分、採取しました。5分ほど止血のために休憩して、絆創膏を貼ってもらって終了です。


4.検査結果を待つ間

検査結果が判明するまで一週間あるので、陽性と宣告されたときのために、HIVについて調べました。HIVキャリアの人たちがどのように暮らしているのか、医療費はどのくらいかかるのか、などです。
本気で感染を疑っていたので、本気で調べました。

おかげで、HIVについて、にわか知識がかなりつきました。

いまのHIV治療は、感染が確認されても昔のようにすぐに投薬するのではなく、免疫力の低下がはじまるまでは月1度の検査を受けるだけです。検査の費用は1回8000円程度。これを発症まで何年か続けます。

免疫力の低下が著しくなると、投薬治療が始まります。抗ウイルス薬を1日2回服用。これを一生つづけます。費用は健康保険を使って月額5万円程度。身体障害者の認定を受けると公費で負担されます。

すでに80%くらい感染を確信していましたので、真剣に今後のことを考えてみました。
今年のはじめに感染したとすると、エイズ発症は早ければ5年後あたりです。発症したら抗ウイルス薬を服用して、とりあえず今から7年程度は生きてみようと考えました。その頃になれば、その後も生き続ける意味がありそうか、自分で判断できるだろうと思いました。


5.一週間後

結果を聞きにいく日、保健所に向かう足取りは、意外にも重くありませんでした。
陽性であれば、HIV治療拠点病院に行って、現時点で免疫力がどの程度残っているか検査しなければなりません。検査を受けにいく病院もすでに決めており、保健所から病院までのバス路線図もプリントアウトして持参していました。

保健所にはすでに何人か順番待ちをしていました。30分ほど待って、番号を呼ばれて部屋に入り、若い男性の医師から結果を告知されました。
陰性でした。

信じられず、
「この検査方法で陰性とでたら、絶対に感染はないのですか?」
と聞き返しました。もしほんとうに陰性なら、あの39.6度の高熱と喉の痛みは何だったのだろう。しかし、医師は、絶対に間違いない、と断言します。
ぎりぎりのところで命拾いした気分になりました。


6.まとめ

というわけなので、まずは感染を防ぐための用心をすることと、もしもすでに心当たりがあるならば、献血ではなく保健所の検査を受けに行くことをおおすすめします。





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