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香港の騒ぎを眺めて

何やら香港で騒いでいるようですが。

植民地時代には長らくイギリスが派遣する香港総督と官僚組織に服していたのに、なんで急に民主化なんて騒いでるんだろう?

中華民族は金がそこそこ回って生活が安定していれば、政治的権利になどたいした興味はないはずでしょう。つまりはそれが本当の「民意」。シンガポールがよい例。

要は、

大人 … これまで格下と思っていた中国人に大きな顔をされるのが不愉快。
学生 … 単に空気にあおられている。

という仕組みでこの騒ぎなんじゃないの?

学生があおられやすいのはどこの国でも同じ。ヒマなんだから仕方がない。
日本でもかつて同じことがあった。旧体制を破壊すべきだと大騒ぎしたあげく、卒業したら三菱や住友に就職して今は悠々年金暮らしのあの世代だ。

中国の天安門事件だって同じだった。
中国の政治体制の大変革があったほうがよかったと今考えている中国人など、僕はあったことがない。これは必ずしも政府の情報統制の結果ではない。欧米や日本で学位をとったような視野の広い人達でも同じだ。

天安門のとき活動家にとって幸いだったのは、政府が戦車まで出して鎮圧してくれたおかげで、絵になる動画が残った。その結果、今でも「歴史的な民主化運動」と報道してもらえている。
実態としては、民衆は「何やらもっといい暮らしができそうなら、とりあえず騒いでみようや」、と思って騒いだにすぎない。

そして現状を見れば、今の中国の民衆は当時よりいい暮らしができている。所属する所得階層にかかわらず、時間軸で見ればたいていの人が昔の自分より余裕のある暮らしをしている。したがって現状にそこそこ満足している。これが今の中国のざっくりした「民意」だ。

要するに、少なくとも中期的な将来像として今の政治体制が崩れることを支持する人は、きわめて少ない。

香港の「民主派」は、北京政府の影響を離れた行政権や立法権を要求している。
これは、普通に解釈すれば、実質的には独立国に準じた権利の要求にほかならない。
もしそれを要求するのであれば、国を作るときなみの覚悟と犠牲をもっておこなうべきであって、道路で「ちょうだいちょうだい」と言えばもらえると思うなんて幼稚すぎる。子供がおもちゃ屋の前で手足をバタバタさせるような方法で得ようとしたって、そんな話は通らない。
ゴネて北京政府から特権を与えてもらおうという考え自体が、そもそも「自主」とは正反対の「甘え」の態度だろう。
学生らしいと言えば学生らしい。

それに、中国政府に対する抗議なら、北京に行ってやらなければ意味がない。香港市民なら簡単に中国に入国できるし、おこずかい程度で北京までの汽車の切符が買える。

ちなみに、米国で民衆がウォール街を占拠したのは金融業界に抗議する意味があった。北京政府に反旗をひるがえす学生が香港のビジネス街を占拠するのはどういう意味があるのだろう。
「オキュパイ・セントラル」って、むかし国際ニュースで聞きかじった「Occupy~」を、意味もわからず真似ているだけなんじゃないの? 発想や行動にオリジナリティーがないのは、いつの時代のどこの国でも学生の特徴。

香港に限ったことではないが、学生はちゃんと勉強して早く卒業して働けや、でいいんじゃないだろうか。


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