東莞・常平 2015

常平がいまだ復活していないことはわかっていましたが、久々に街の様子だけでも見たくなり、行ってきました。

中元街あたり

常平に到着したバスをホイメイホテル前で降り、午後から夕方にかけてメインストリートの中元街を散策しました。以前と比較してまず感じたことは、「コーヒーショップが増えたな」。

以前ここで紹介した新南二街のコーヒーショップは改装して広くなりました。
ホイメイ1階の以前ケーキ屋があった場所には、オープンカフェ風のパスタ&コーヒーの店ができました。
好運酒店(2014年閉鎖)のフロントがあった場所にも、カウンターとテイクアウトだけの小さなコーヒーショップができました。

こんなに増える理由は、中国人にとってちょうど今コーヒーショップが目新しく将来性ある業種に見えるからでしょうか。
コーヒー好きの僕としては、この変化は歓迎です。

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好運広場1階突き当たりのマッサージ店は営業中でした。2階の「大快活」だった広い区画は、真ん中に白いグランドピアノがあるレストランになりました。ピアノがあれば高級感がでるというものでもありませんが、結構それなりの料金をとるようです。

ミラトンホテル前の交差点のスターバックスや、そのあたりの数件の日本料理店は健在でした。
ビストロは移転後も繁盛していますが、カクテルの味が落ちたように感じます。おそらく、製氷に使っている水が悪いのだと思います。雑味が強いです。移転後のビルの受水設備の管理が悪いんじゃないかと思います。

中元街を東端まで歩き、右折して常平広場からぐるっとまわってホイメイまで戻ってみました。

八号広場のサイゼリアは普通に繁盛していました。
百花時代広場の地下にあった吉野家は撤退し、蘇寧電器になりました。冷蔵庫や洗濯機が並んでいます。

都心の大通りを歩いている限りでは空き物件は目立たず、中国の地方都市の繁華街としては普通の賑わいです。以前の常平と比べれば活気に乏しいのかも知れませんが、さほど寂れた印象は受けませんでした。

ホイメイホテル対面の、大きな薬局が入っていた低層の建物が解体されて更地になっています。将来に向けた投資意欲らしきものが、一応はあるようです。

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ホテルなど

常平で落ち込みが激しいと感じたのは旅行業界です。
よく利用していた好運広場一階の旅行社は、左側の店は閉店し、右側の店(杜龍)は不定期営業になっています。

ホテルの価格が下がりました。
ダブルベット一つの部屋の価格は、

匯美酒店(ホイメイホテル)は288元。
天鵝湖酒店は、A区が128元、B区は188元。
君悦大酒店は198元。

いずれも週末同価格です。

コストパフォーマンス抜群の天鵝湖酒店のA区は、この日満室でした。

ちなみに2014年初めころ、つまり風俗取締前の価格は、
匯美酒店は、338元(週末358元)、
天鵝湖酒店は、A区238元(週末258元)、B区268元(週末288元)
でした。

常平はもともとホテルが安い街ですが、ここまで行くと逆に不安になってきます。防災設備の更新費用とか大丈夫なんだろうか。

中元街に面したホテル三軒を外から見るとこんな感じです。グレードの高いホテルほど灯りが多いのは、ホテル価格が全体的に下落していることと関係あるのでしょうか。

美怡登酒店
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美怡登酒店は、たまたま遮光カーテンを開けている部屋だけでこれだけの数なのだから、まずまずなのではないでしょうか。いっぽう、君悦大酒店のような中途半端なホテルは寒々とした印象です。

匯美酒店
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君悦大酒店
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交通

マカオや珠海への中旅のバスの便数は取締前と変わりません。運賃は片道93元、往復150元。わずか3000円でマカオに週末旅行に行けるのだから、常平はやっぱり便利な街です。

香港国際空港との直通ワゴン車は3社とも運行していました。本数や運行時間帯は以前と同じような感じです。
香港市街地と常平との間の過境バスも運行しています。
ホイメイホテルのロビーにある九広鉄路や環島バスのチケット売り場も、ちゃんと営業していました。

風俗

さて風俗関係ですが。

サウナは主だったところを覗いてみましたが、もちろん閉鎖中でした。

中元街やホイメイ裏は昼も夜も散歩してみましたが、一人の客引きも見かけませんでした。
嘉美酒店裏の路地の置屋の扉は閉じられ、外を監視するためのCCDカメラは撤去されていました。

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かつて、夜の早い常平の風俗業界で、ここは毎日深夜2時過ぎまで営業していて、ずいぶんお世話になったものです。もう復活はないのでしょうか。

もうひとつの風俗エリアである天鵝湖路では、路上でオババに声をかけられ、名刺をもらいました。夜11時過ぎです。デリ方式で、気に入らなかったら車代10元だけ渡して断ってよいとのこと。

残念ながら、僕の場合、行為自体も好きなんですが、さらに楽しいのは置屋をまわってお宝を探す過程であって、それができないなら敢えて風俗遊びをしたい気持ちは昂じないんです。デリ方式では意味がないので、値段は尋ねませんでした。参考までに聞いとけばよかったな、と今にして思います。

天鵝湖路で声をかけてきたのはこの人だけで、ほかにはそれ風の人は見かけませんでした。

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天鵝湖路にはセンターラインがひかれました。
昼はそれなりの通行量がありますが、夜になると人も車も激減します。

天鵝湖路の商店や飲食店は店じまいしたところもありますが、もともと中国はどこの街でもテナントの入れ替わりが早いので、まあこんなもんだろう、という感じです。閉店した店があるいっぽうで新しくできた小奇麗なカフェなどもあり、いわゆるゴーストタウン的な雰囲気はありませんでした。よく利用していた天鵝湖酒店の向かいの2件ならんだ雑貨屋(果物屋)も営業中でした。

天鵝湖酒店からさらに少し先に進んだあたりに、日本のNシステムのような交通監視用のカメラが設置され、通行車両の頭上からピカピカとフラッシュを焚いています。
さらに先に進むと、雅涛酒店前の路上にドーム型の監視カメラがついていました。ここはかつて大きな置屋が2件あった場所です。監視カメラの支柱には「公安」と書いてありました。

東興路にでて、徒歩数分の雅蘭酒店を見に行ってみました。
ホテルは営業していましたが、1階のレストランは2件とも閉店していました。写真手前の区画はスケルトンになっているので、次のテナントはすでに決まっているのかも知れません。

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道路対面の雅蘭KTVは営業していますが、ここはいわゆる量販式KTVで、普通に歌を歌って酒を飲むだけのKTVです。接待の女の子は在籍していません。置屋が間借りしていた2階突き当たりの部屋はもぬけの殻でした。

まとめ

以下、まとめ的感想です。

風俗は壊滅状態ですが、それでもなかなかよい街だとあらためて思いました。日本人が快適に過ごすために必要な店舗やホテルがコンパクトに凝縮された街です。
中元街界隈にはリーズナブルなレストランやおいしいコーヒー屋が多いです。
週末にちょっと立ち寄って、安くてきれいなホテルに泊まり、ゆっくりマッサージをしてもらい、カフェで本を読んで時間つぶしをするには悪くない街だと思います。

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