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中国鉄道整備予定図2020

ツイッターで出回っている中国の鉄道整備予定図(2020年)。先ほどまで楽しく眺めておりました。

中国2020年高铁线路规划图

僕がとくに気になる路線は、西から順に、以下のとおり。

シルクロード超特急

カシュガルから北西に延びる赤い線は、キルギスやウズベキスタンまで続く鉄道です。運行速度は300Km~350Km。まさにシルクロード超特急ですね。

敦煌からゴルムド経由でチベットへ

高速鉄道ではなく在来タイプの鉄道ですが、甘粛省の「敦煌」と青海省の「ゴルムド」(格尔木)の間の黒い線は新線です。ここが繋がると便利になります。今、敦煌・ゴルムド間には長距離バス路線がありますが、朝の一便だけなので早々に満席になってしまいます(僕が行ったのは十年近く昔なので今は増便しているかもしれませんが)。

tonkotetudo2.jpg

鉄道移動の場合、現在は、いったん蘭州まで戻る必要があります。2000キロくらいの廻り道になります。新しい鉄道を使えば600キロほどでショートカットでき、1000キロ以上短縮できます。タクマカラン砂漠からチベット方面への旅行がとても便利になるのです。

そして、そのゴルムドから南西方向にちょこっとだけ赤い線(高速鉄道)が延びていますね。やがてゴルムドからラサまで高速鉄道を通すつもりなんでしょうか。

台湾海峡トンネル?

不思議に思ったのは、福建省の莆田あたりから台湾の新竹市付近にかけて描かれているオレンジの線。
これはいったいなんなんだろう?

taiwankaikyo.jpg

オレンジの線は時速200~250Kmの在来型高速鉄道を意味します。でも、ここ海ですよね。しかも公海です。
調べてみたら、こういう報道がありました。

中国の全国人民代表大会(全人代)で5日発表された第13次5カ年計画案に、福建省福州と台湾を結ぶ高速鉄道の建設計画が盛り込まれ、波紋を呼んでいる。(中略)計画路線の一覧に「北京―香港(台北)」と書かれ、高速鉄道網を示す地図にも「計画研究中」として福州から台北に延びる線が描き込まれた。説明は一切なく海底トンネルを掘るのか、大橋をかけるのかなどは不明。中国メディアは「両岸の意思疎通も高速化する」などと伝えているが、ネットでは「台湾の承諾は取ったのか」など実現を疑う声も目立っている。(朝日新聞デジタル 北京=林望)

台湾海峡の幅は約200キロ。時速200キロの高速鉄道でも通過するのに1時間かかります。中国がつくった海底トンネルを1時間走り続けるなんて、怖すぎます。
台湾海峡は水深が浅く、おおむね50~100mで、半分以上は水深50m以下らしいです。どちらかというと橋の方が実現可能性ありそうですが、ほんとにやる気なのでしょうか?

リニアモーターカー

上海と杭州の間の青い線は、リニアモーターカーを意味します。今は浦東空港を起点にわずか30km程度の上海リニアですが、2004年の開通当初から杭州への延伸は予定されていました。でも、その計画は保留になったんじゃなかったのかな?
浦東空港・虹橋空港間のリニア路線は是非とも早期に作ってもらいたいと思いますが、杭州延伸は現行の高速鉄道と競合するのであまりメリットがないような・・・

東北地方は後回し?

逆に、ここはまだ高速化しないのかな?と不思議に思ったのは、

ハルピンから満洲里までは在来線のままですね。満洲里はロシアとの重要な交易地で、北京からモスクワ行きの直通列車も、ここを走っています。一応幹線だと思うんですが、いまやロシアは中国にとってあまり重要ではないんですかね。

なお、同様に、北朝鮮に隣接する丹東にも高速鉄道はまだ整備されないようです。

北や東ではなく、西や南を向いているんでしょうかね、中国は。
西や南と言えば、この地図の左下の囲み枠の中は、最近きなくさい雰囲気が漂っている南シナ海の地図です。鉄道路線図には必要ないだろうに・・・

minamishina.jpg

さすがですね。言い続ければいつか本当になるかも。

ちなみに、2016年1月現在の中国の鉄道網はこうなっています。

chinarailway20160116.jpg

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