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芳林堂書店が自己破産

日本の書店数が減り続けていることは、すでに広く報道されているとおりですが。

今日、驚いたニュースはこれ。

(株)芳林堂書店(資本金2000万円、豊島区西池袋3-23-10、代表齋藤聡一氏)は、2月26日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日付で破産手続き開始決定を受けた。
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4143.html

えー、芳林堂なくなるの?!

かつて、池袋西口の芳林堂はビル一棟が全部本屋で、池袋一の大型書店でした。
若い頃から利用していましたが、中国駐在から戻ってきたときにはなくなっていました。
東口のジュンク堂や東武の旭屋書店に客を奪われ、2003年12月31日に閉店したとのこと。

この頃からすでに経営が苦しくなっていたのですね。

芳林堂の本店だった自社ビルは2004年に売却され、現在は、飲食店が複数入居するテナントビルになっています。
マルイがある西口五差路近くの、1階がキリンシティのあのビルです。



horindo.jpg

Google mapで見てみると、8階に「小肥羊」が入っている・・・
火鍋(中国式しゃぶしゃぶ)チェーン店の「小肥羊」は中国在住時代によくお世話になりましたが、こうしてみると何だか少し複雑な気分です。

現時点で芳林堂のホームページはアクセス過多のためか表示不能。
やっぱりみんな気になっているんですね。

Googleのキャッシュで現在の店舗を確認してみると、

  • コミックプラザ(池袋)
  • 高田馬場店
  • 東長崎店
  • 平井店
  • 所沢駅ビル店
  • 航空公園駅店
  • みずほ台店
  • イーサイト上尾店
  • エミオ狭山市店
  • 関内店

と、埼玉方面が多いみたいです。
10店舗中5店舗が埼玉県ですね。
かつては70億円を超えていた年商も、昨年は35億円と半減。

でも、本社はいまでも池袋にあるみたいです。
倒産情報に記載の住所(豊島区西池袋3-23-10)をストリートビューで見ると、芸術劇場から広い道路を渡った先の、飲食店が並ぶ路地のなか、一階部分が駐車場の小さな三階建ての建物に「芳林堂書店」の緑の袖看板が出ています。

hourindo2.jpg



で、気になるのは、
「芳林堂はなくなるの?」
という点ですが、倒産速報の最後にこんなことが書いてありました。

なお、当社は商号を2月25日付で(株)芳林堂書店から(株)S企画に変更して自己破産を申し立てている(2月26日時点で商業登記簿上では商号変更されていない)ほか、(株)書泉(東京都千代田区)に事業譲渡することで合意。店舗の営業は継続している。

これはつまり、事業の容器である法人(株式会社芳林堂)は社名を株式会社S企画に変更したうえで自己破産。芳林堂の書店事業は商号こみで書泉に一括譲渡。従業員も書泉に移籍。
書泉からS企画に支払われる事業譲渡代金は破産債権者への弁済資金に充てる。
ということかな。
よくある事業再建の手法ですね。

そうすると、今の店舗の「芳林堂」という店名は書泉のもとで維持されるんだろうか。
ぜひ、そうしてほしいなーと願っております。

≪追記≫

久しぶりに芳林堂に行ってみました。
普通に営業していましたが、仕入れが止まっているので雑誌の棚には空きがちらほらありました。

hourindo-p.jpg

「今後、会社名を書泉に変更し、変わらず営業を続けてまいります。また、止まっている商品の入荷につきましても、現在、全力をあげて調整をすすめております。三月十日ころには通常に復帰する予定です。」

とのことでした。
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