小さなバイクに乗りたい


原付2種(50cc以上125cc未満のオートバイ)の規制緩和が話題になっているようです。バイク離れの風潮に危機感を感じた二輪関係の業界団体が、国に対して、免許の取得要件の緩和を要望しているとのこと。

今のところ提案されている規制緩和の方法は、

1.現在50ccまでの運転が認められている普通自動車運転免許証で、125㏄のバイクまで運転できるようにする。
2.125ccのバイクの運転免許(小型自動二輪免許)の取得を今より簡単にする。

のどちらかが有力とのこと。

僕としては、ものすごく期待しています。
かつて、アラ20のころ、50㏄の原付バイクに乗っていました。スクーターではなく、クラッチと手動変速機(正確に言うと足動変速機)のついた車種です。見た目はいわゆるバイクの形をしていました。非力なエンジンながら、結構楽しんで乗っていました。

最近また、バイクに乗りたくなったんです。
乗りたい車種も決まっています。これです。

スズキ GN125
suzukign125.jpg

スズキのこのバイク、125㏄で新車価格はなんと13万円程度です。
ひょっとすると50㏄のスクーターより安いです。

約30年前にスズキが生産していたバイクですが、現在は中国の大長江集団がOEM生産しています。SUZUKIのロゴが入っています。巷の噂では品質はちゃんとしているとのこと。
30年前の設計ですが、バイクの構造なんて、ここ30年でさしたる変化はないでしょう。

こちらのサイトに詳しいスペックがまとめてありました。

125㏄のバイクの一番の利点は、維持費が安いこと。
固定的な費用は年間3万円程度。
あとはガソリン代程度です。燃費はリッター45㎞くらいらしいです。

中型バイクに比べれば非力ですが、普通に走る分には十分です。
デメリットは高速道路に乗れないことですが、そうそう遠出をするわけではないですからね。奥多摩や房総や、遠くても信州くらいまでなら、高速なしでも十分行けます。

Youtubeで見つけた動画はこちら(※注:音が出ます)。



かっこいいでしょ。

見れば見るほど、乗りたくなっちゃいます。

普通自動車免許で乗れるようになったら、たぶん本当に買います、コレ。


免許制度はどう緩和されるんだろうか?

緩和といっても、普通自動車免許で無条件に乗れるようになるかはまだわかりません。

「オートマ限定」の免許しか持っていない人が、クラッチ操作が必要なバイクをちゃんと走らせることができるか、大いに疑問ですよね。そんな状態で街を走られたら迷惑だという意見も強くあるようです。

ならば講習を義務付けて、

オートマ限定免許保持者 … 3日間の講習
マニュアルの免許保持者 … 1日の講習

くらいで小型二輪免許をもらえるようにしてもらえないだろうか。


規制緩和の背景にはバイク人口の減少があるようです。


業界団体から規制緩和の要望がでてくる背景には、50㏄の原付バイクの需要が激減していることがあるようです。

1970年~1980年代には年間200万台も売れていた50ccの原付バイクの市場は、いまや37万台にまで落ち込んでいるとのこと。業界団体としては、
「商売にならない“ガラパゴス”の原付市場を諦め、世界の趨勢に合わせて排気量の大きなバイクに経営資源を集中させていきたい」
らしいです。
いま50㏄に乗っている層に、将来的には125㏄に乗り換えてもらいたい。そんな事情があって、規制緩和を要望しているとのこと。

たしかに、今の原付バイク(50㏄)の位置づけは、非常に不自然ですからね。
たとえば、制限速度はつねに時速30㎞で、大きな交差点では2段階右折が義務付けられています。

制限速度30㎞を守って走っている原付バイクは、日本に1台もないと断言できます。
2段階右折だって、さほど守られてはいないでしょう。

法的には、ほとんどパチンコの換金所と同じくらいグレーな存在です。
こういうグレーな存在をウヤムヤのうちに認めるのが日本人の法意識の特徴なわけですが、もういい加減に、堂々と法改正して認めましょう。

というわけで、僕は125㏄バイクの免許要件の緩和に大賛成です。
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